太宰府天満宮にまつわる話

2022年01月31日

福岡の人は太宰府天満宮に行く機会が一度はあると思います。
私が初めて太宰府天満宮に行ったのは、受験の時でした。
福岡で受験を控えている学生は、結構な確率で一度は太宰府天満宮に行きます。

でも私の友人で、ちょっと変わった子がいました。
その子は太宰府天満宮から電車で15分くらいのところに住んでいて、受験を控えているということからお父さんと一緒に太宰府天満宮に行ったそうです。
その時に食べた梅が枝餅がとにかくおいしくてハマってしまい、それから太宰府天満宮に通い詰めたんです。
梅が枝餅って、太宰府天満宮じゃなくても売ってるんですが、太宰府天満宮のとある梅が枝餅屋さんのものじゃないといけなくて、熱心に通い詰めました。

ご両親も、太宰府天満宮にやたらと熱心に通うので、これはかなりやる気に満ちあふれていると勘違いしていたそうです。
で、あんなに学業の神様のもとを何度も訪れていたのに、受験には失敗してしまったんです。
夜食に甘い梅が枝餅を食べて、お餅なのでお腹も膨れてすぐ寝てしまい、学校が終わると梅が枝餅屋さんに行くのが忙しく勉強があまり進まなかったそうです。
私はこれほどまでに本末転倒な出来事を他にしりません。



Posted by ふくおからいふ at 11:27